LOVEの「今日ここライブ」が相馬に行くという事

LOVE × Chage (シンガーソングライター) 「今日ここライブを続けてきたという事」

3. 実は、今日ここライブは1回で終了予定だった?

3. 実は、今日ここライブは
    1回で終了予定だった?

●第1回目の「今日ここライブ」を終えた時点で、続投する予定はあったのですか?
L:実は一回で終了予定…というか1年目はそこまで考えきれてなかったです。でもイベント後にいろんなことを話した打ち上げがあって、そこでChageさんが「今回文房具を届けた子どもたちが小学校を卒業するまで、イベントを続けたら?」って言ってくれたんです。その言葉をきっかけに6年間の継続を決めました。
C:1回目のライブが終わった時点で、「これは1回じゃ終わらないな」と感じたので。無責任に発言しちゃったけど、おかげでLOVEちゃんは大変だったかな。
L:いや、2回目以降は自然とやるべきことが見えてきて。体も頭もどんどん動いたという感じですね。最初は1年生約300名に「入学祝い」の文房具を贈りましたが、次は2年生や3年生にも「進級祝い」の文房具を届けようということになって。最終的には全6学年2000名の子どもたちに文房具を贈ったんです。支援は年々減るものかもしれないけど、ギフトだから増えていいという珍しい企画になりました。でもそれと同時に、毎回協力してくれる人が増えていくので、感謝の気持ちもどんどん増幅しています。
●打ち上げで継続が決まるというのはユニークですね。
C:今日ここライブはステージ裏も楽しいんですよ。坂崎さんのような大先輩も若手も、みんなで気兼ねなく話せる理想の楽屋や打ち上げでしたね。
L:私は18歳でデビューしたときから、大先輩と一緒に仕事をしてアドバイスをもらったりコミュニケーションをとらせてもらえることが多かったんですけど、そんなチャンスがみんなにあるとも限らないですもんね。
C:俺たちだって楽しい。若い子と話していると、自分たちの若かった時代と変わっていることもあるけど、音楽に対する情熱はどの世代も一緒だと感じるね。
●そんな空気感が、今日ここステージの魅力にもつながっているんでしょうね。
綾小路 翔(氣志團) / 坂崎幸之助(THE ALFEE) / Chage
(2017年東京EX THEATER ROPPONGI)

山内総一郎(フジファブリック) / LOVE / 坂崎幸之助(THE ALFEE) /
亀本寛貴(GLIM SPANKY) / 桑原彰(RADWIMPS)
(2016年大阪サンケイホールブリーゼ)
L:今日ここライブでは私が最初に出演者のみなさんに「誰と何がやりたいですか?」って聞くんですよ。すると、例えば中村中ちゃんから「坂崎さんと漫談をしたい」とか、Chageさんから「翔くんと幸ちゃんとアルフィーやったら面白そう」なんて意見が返ってくるんです。それをそれぞれにお願いすると、みなさん快く受けてくださるので、すごく贅沢ですよね。
綾小路 翔(氣志團) / 坂崎幸之助(THE ALFEE) / Chage
(2017年東京EX THEATER ROPPONGI)
逆に私もみなさんに「私のコーラスやギターのご希望があれば」と申し出ていて、ほとんどみなさんが「じゃあセッションしましょう」と受けてくださったり。RADWIMPSのギター桑原くんが出演してくれた年は、「せっかくだからギタリスト5人並んで一曲やろう」というアイデアが叶ったり。
山内総一郎(フジファブリック) / LOVE / 坂崎幸之助(THE ALFEE) /亀本寛貴(GLIM SPANKY) / 桑原彰(RADWIMPS)
(2016年大阪サンケイホールブリーゼ)
C:何もしがらみがないイベントだから、みんな自由に柔軟にできるのかもしれないね。今日ここライブは「文房具を届ける」という明確なゴールがあるだけで、それ以外の影がないんだよ。
L:それは相馬の人が、「生きる」という明確なゴールを見つめて支え合った姿に大きく影響されているんだと思います。 おかげで今日ここライブは出演者の人間らしい姿と音楽を楽しめる貴重な場所になっていますので、今後もそうできるようがんばりたいですね。