LOVEの「今日ここライブ」が相馬に行くという事

 LOVE × 髙橋誠 先生(相馬市教育委員会 防災士) LOVE × 髙橋誠 先生(相馬市教育委員会
防災士
「子どもたちを見守るという事」

3. これからは、顔の見えるお付き合い

3. これからは、
    顔の見えるお付き合い

L:これまでの6年間は「大阪や東京でライブを開催して相馬に文房具を贈る」というプロジェクトでしたが、これからは子どもたちと一緒に楽しめるようなワークショップなども実施したいと思っているんです。例えば大人も子どもも、みんな一緒に未来や夢を描けるお絵かきワークショップとか…。
T:それは良いですね!LOVEさんが相馬に来てくれると聞いたときは、とてもうれしかったですよ。これまで6年間文房具を贈ってくれた人の顔を、子どもたちがやっと見られるわけですから。顔が見えるということは大切ですよね。
L:これまでは顔の見えない鉛筆おばさんでしたもんね(笑)。なんとなく、でしゃばるのも良くないかと思って遠慮していたのですが、やはり次は子どもたちと一緒に何かがしたいと思って。
T:次は7年目ですからね。こんなに応援し続けてくれる人は他にいませんよ。
(2014年3月、春の飯豊小学校)
L:最初は小さな規模のライブから始まって、そのときは1年生に文房具を贈るのが精一杯でした。本当は最初から6年生まで贈りたいという焦りもあったのですが、「大切なのは規模の大きさだけではないから」と先輩アーティストに言っていただき、できることから少しずつ始めようという前向きな気持ちになることができました。
(2014年3月、春の飯豊小学校)
T:継続していただけることは、本当にありがたいです。福島県は被災三県の中でも原発という特殊な事情を抱えていますから、そんな我々と一緒に歩み続けてくれる人は大変貴重です。